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「リアル・カリフォルニア・チーズ」セミナー  [チーズ]

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カリフォルニア・チーズのセミナーに参加しました。
カリフォルニアミルクアドバイザリーボード(CMAB)主宰、
フェルミエ田崎真也ワインサロン協力のもと開催されました。

カリフォルニア州は乳製品生産量が全米No1。
中でも、チーズ生産量は、ここ20年間でおよそ2倍の規模に拡大しました。
絞りたてのカリフォルニアミルクから作られるチーズは300種類以上にもなります。
21世紀に入り、新鮮で良質なミルクからチーズ作りを始める農家も多く、
アメリカ国内外のコンクールで受賞する機会も増えています。
今回のセミナーでは、ヨーロッパの伝統を受け継ぎながら日々進化を遂げる
カリフォルニア産ファームステッドチーズ7種を紹介してくださいました。
一度にこれだけのファームステッドチーズが並ぶのは日本で初めての機会です。

まずはバラエティの豊富さと品質の高さにびっくりしました。
白カビ、ウオッシュ、イタリアンハードタイプ、青カビ、フレッシュ。
ヨーロッパ各地のチーズの良い所取りをしたような感じです。
フランスのチーズに比べ、全体的に熟成の若い感じ。
においが強すぎず、食べやすいです。
長期熟成でしっかりとした風味のものでも、後味がさっぱりとしています。
中でも青カビチーズの絶妙なバランスには感激しました。
青草のようなフレッシュな刺激があるのですが、まったりとしたミルクの強いコクがあり、
甘口のデザートワインにぴったり合いそうです。

チーズ作りだけでなく、環境に配慮している点にも感心させられました。
メタンガスを電力に変える設備を備えた会社もあり、アメリカの技術力を活かした
環境保護への取り組みも、大いに評価できる点だと思います。

自ら「チーズ・デュード」(「チーズ野郎」みたいな意味)を名乗る、
チーズアドバイザーのマーク・トッド氏が身振り手振りを交え
熱心に説明くださいました。

残念ながら、今のところ日本ではまだ販売している所がありません。
ぜひ、ヨーロッパチーズとは違うおいしさを皆さんにも味わっていただきたいです。
今後の広がりが楽しみです。
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