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初めての飴細工&宮廷料理人ヴァテール [お菓子]

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「宮廷料理人ヴァテール」2000年公開の映画です。
以前から気になっていたのですが、ようやくビデオで見ました。
ジェラール・ドパルデュー演じるヴァテールは実在の料理人。
クレーム・シャンティィーの生みの親でもあります。

ルイ14世をもてなす3日間の饗宴を仕切ったありさまが描かれています。
この時代の饗宴といったら…
命がけです。料理人は。
結果が国政を左右するのですから。
お料理の数々や、もてなしの趣向は、今の常識では考えられない内容でした。
当時のフランスの国事情、食事情が見えて、興味深かったです。

ここに出てきたのが飴細工。
花や果物に見立てた飴細工を、お花をプレゼントするように、
当時恋のメッセージに使っていたようです。
花瓶に挿したローズや、フルーツのカゴ盛り。
繊細で色鮮やかで、まさに芸術品でした。

芸術品には程遠いですが、初めての飴細工に挑戦しました。
キャラメリゼした砂糖をフレキシパンの上で練って。
両端を持ってのばすと、茶色い飴が金色に変化します。
今回は着色しませんでしたが、自然な金色が美しかったです。

のばしてのばして。アツアツなので、ゴム手袋をしていましたが、
ヤケド気味になりました。
昔はフレキシパンもゴム手袋もありません。
うーん。本当に昔の職人さんには脱帽です。

ヴァテールには程遠く恐れ多いですが…
先生にほとんど手伝ってもらいできました。
バターケーキ生地にのっけて。
どうでしょ。ゴージャスではありませんか。
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