ホワイトデーのお返しは本
昨日はホワイトデーでした。
家の者から嬉しいお返しをもらいました。
「フランス料理の手帖」辻静雄 著。
昭和48年発行の味わい深い本でした。
佐野繁次郎の装丁が何とも洒落ています。
さすが、好みを分かっているなぁ、と。
あべの辻調理師学校校長をつとめた著者が
雑誌「婦人画報」に1961年から1年半連載したものです。
食材の事、メニュウのこと、ボキューズはじめシェフのこと…
当時のフランス料理の周辺のことが分かりやすくまとめられています。
レストラン風景など懐かしい写真もモノクロで入っていて、
私にとっては、とんでもなく嬉しいプレゼントでした。
食は歴史を知れば知るほど、ますます面白くなります。
お菓子やパンに活かせればな、と思います。
19世紀末のフランス料理の盛りつけ。
こんな風だったんですね。
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