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ホームページが新しくなります [お知らせ]

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東京・中野「食のアトリエ・スパロウ」の新スペースが完成間近となりました。
パンとお菓子の教室を10月からスタートします。
それに伴い、ホームページも新しく作りました。

このブログは休止し、新ホームページで更新していきます。
今まで私のささやかなブログをご覧いただき、ありがとうございました。
今後は以下ホームページをご覧くださいますようお願いします。
食のアトリエ・スパロウ
http://atelier-sparrow.com/

アトリエでの活動は、まずは天然酵母のパン教室からスタートします。
ビシバシきれいなパンを作るというよりは、楽しく作って楽しく食べることを大切にしたいと思います。
実習の後は、私が趣味で集めた民芸の器で、ランチをゆっくり召し上がっていただきたいと思います。
皆さまとなごやかな時間を過ごせたら幸せだな、と願っています。

冬からは月に1度のイベントを開催し、パンやお菓子の販売も行っていきたいと計画しています。
最新情報はHPのお知らせに掲載していますのでチェックしていただけると嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。




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食のアトリエ・スパロウ パン教室準備中! [お知らせ]

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食のアトリエ・スパロウは、10月からのスタートに向けて準備中です。

天然酵母のパン教室を主体に、お菓子教室、ジャムや焼き菓子の販売などを行っていきます。
ただ今、新しいホームページを作成中です。
今日は、その中の画像用に撮影会をしました。

たくさんの器を前にファインダーを覗くのは、夫で切り絵作家のYUYA
脚立に登って大奮闘でした。

パン・お菓子教室では、実習の後に、趣味で集めた日本各地の器で、ゆっくりランチを召し上がっていただこうと思っています。
そんな雰囲気をお伝えできればとの撮影でした。

ホームページ公開&レッスン募集開始は9月中~下旬の予定です。
もうしばらくお待ちください~!
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パンセミナー開催のお知らせ 追加情報! [お知らせ]

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9月17日(土)立川のチーズ王国本店で、マダム久田早苗と一緒に作るプレッツェル&ドイツチーズセミナーを開催します。
チーズの部は日本人熟成士の第一人者、久田早苗さんがドイツお土産チーズを中心にお話しくださいます。

今回、パンの部で講師を担当させていただくことになりました。
ドイツと言えばプレッツェル、ソフトタイプのプレッツェルをご紹介します。
パン作り初心者の方でも簡単にお作りいただけるレシピをご用意しました。
捏ねから焼き上げまで体験いただきます。
グループ形式での作業となりますので、初めての方でもワイワイ楽しくお作りいただけます。

プレッツェルは焼きたてが一番!
モッチモチのおいしさをぜひ味わっていただきたいです。
プレッツェルをアレンジしたお楽しみメニューもご用意しました~!!


***
9月17日(土)
第一部(手作りプレッツェル実習)15:00~/講師:スパロウ圭子/定員:12名
第二部(チーズセミナー)18:00~/講師:久田早苗さん/定員:18名
会場:チーズ王国本店(立川市栄町4-16-1 電話042-513-4101)
参加費:第一部、第二部通し参加8000円/第二部チーズセミナーのみ参加5000円(第一部パンセミナーのみのご参加は不可)
***

応募方法等詳細はチーズ王国FBをご覧ください。

この夏ドイツを訪れたマダム久田より、希少なお土産ワイン(シュペートブルグンダーのロゼアイスワインも!)が届いているようです♪
また、お出しするマダム久田セレクションドイツチーズ、フランスの少量生産チーズも届き始めたそうです。

またとない機会のセミナーとなります。皆様のご応募をお待ちしていま~す!

↓マダム久田 ドイツでパチリッ
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第2回パン販売終了のお礼 [お知らせ]

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本日開催の、食のアトリエ・スパロウ準備室 第2回パン販売が終了しました。
8月最後の日曜日の中、お越しいただきありがとうございました。
遠方からわざわざお越しくださる方などもおられ、ありがたいやら申し訳ないやら……感謝感謝!です。

狭いスペースですが、パンや切り絵作品や民芸品やを囲んで直接お話しすることができ、とても楽しく良い経験となりました。
選んでいただいたパンや切り絵グッズが、日々の暮らしのニッコリにお役に立てれば何よりも嬉しいです。

準備室パン販売会は一旦お休みし、秋のアトリエオープンに向けて準備を進めていきます。
オープン後にYUYA作品・グッズと私のパンやお菓子を販売するオープンアトリエを月に1回程度開催したいと計画しています。
また、天然酵母のパン教室を秋から開始したいと計画しています。

9月下旬頃より新しいホームページ(ただ今作成中)やSNSなどでお知らせしますので、ご覧ただけると嬉しいです。

・・・・・・・・・・

切り絵作家YUYAとスパロウ圭子のアトリエ、Atelier FOLK(アトリエ・フォーク)は秋に向けてオープン準備中です。

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パン販売のお礼とお知らせ [お知らせ]

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本日開催の、食のアトリエ・スパロウ準備室のパン販売が終了しました。
あいにくのお天気の中、お越しいただきありがとうございました。
おかげさまで完売となりました。
パンや趣味で集めた器を囲んで皆さまとお話しすることができ、とても楽しく、また励みになりました。
選んでいただいたパンで楽しい週末となれば何よりも嬉しいです。
おかげさまで2回目覗いて販売をできることとなりました。
温かい応援に心から感謝いたします。


◉次回の販売のお知らせです。
次回は8月28日(日)10:00~16:00(売り切れ次第終了)
本日ご好評いただいた天然酵母のマフィンをはじめ、国産みかんピールのカンパーニュや季節のフルーツジャムを販売予定です。
パンやジャムの内容は変更になる可能性は大有りですが、お許しください・・・
小さな小さなスペースでの販売で、数も少ししかご用意できないと思いますが、お散歩がてらお越しいただけると嬉しいです。

・・・・・・・・・・

Atelier FOLK 内、食のアトリエ・スパロウ
◎住所 〒164-0001 東京都中野区中野1-41-4
JR中央線・総武線 中野駅/東中野駅より徒歩12分
※駐車スペースはありませんのでご了承ください
◎メール atelier.sparrow7@gmail.com
お問合せはSNSメッセージでも結構です。
◎TEL 03-6873-8566
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*地図はクリックで大きくなります

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切り絵作家YUYAとスパロウ圭子のアトリエ、Atelier FOLK(アトリエ・フォーク)は秋に向けてオープン準備中です。
それに先立ち、食部門「食のアトリエ・スパロウ」では、準備室という感じでパンの販売を開始しています。





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パン販売のお知らせ [お知らせ]

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切り絵作家YUYAとスパロウ圭子のアトリエ、Atelier FOLK(アトリエ・フォーク)は秋に向けてオープン準備中です。
それに先立ち、食部門「食のアトリエ・スパロウ」では、準備室という感じでパンの販売を開始したいと思います。

初回は8月20日(土)11:00~16:00(売り切れ次第終了)。
天然酵母のマフィンやレモンピールを使ったパン、季節のフルーツジャムを販売予定です。
パンやジャムの内容は変更になる場合も大有りですが、お許しください・・・
小さな小さなスペースでの販売で、数も少ししかご用意できないと思いますが、お散歩がてらお越しいただけると嬉しいです。

・・・・・・・・・・
Atelier FOLK 内、食のアトリエ・スパロウ
◎住所 〒164-0001 東京都中野区中野1-41-4
JR中央線・総武線 中野駅/東中野駅より徒歩12分
◎メール atelier.sparrow7@gmail.com
お問合せはSNSメッセージでも結構です。
◎TEL 03-6873-8566
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*地図はクリックで大きくなります

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パンセミナー開催のお知らせ [お知らせ]

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9月17日(土)立川のチーズ王国本店でパンとチーズのセミナーを開催します。
チーズの部は日本人熟成士の第一人者、久田早苗さんがドイツお土産チーズを中心にお話しくださいます。

今回、パンの部で講師を担当させていただくことになりました。
ドイツと言えばプレッツェル、ソフトタイプのプレッツェルをご紹介します。
パン作り初心者の方でも簡単にお作りいただけるレシピをご用意しました。
捏ねから焼き上げまで体験いただきます。
グループ形式での作業となりますので、初めての方でもワイワイ楽しくお作りいただけます。

プレッツェルは焼きたてが一番!
モッチモチのおいしさをぜひ味わっていただきたいです。

***
9月17日(土)
第一部(手作りプレッツェル実習)15:00~/講師:スパロウ圭子/定員:12名
第二部(チーズセミナー)18:00~/講師:久田早苗さん/定員:18名
会場:チーズ王国本店(立川市栄町4-16-1 電話042-513-4101)
参加費:第一部、第二部通し参加8000円/第二部チーズセミナーのみ参加5000円(第一部パンセミナーのみのご参加は不可)
***

応募方法等詳細はチーズ王国FBをご覧ください。
この夏ドイツを訪れたマダム久田こと久田早苗さんが、ドイツワインなどもご用意され、希少な甘口ワインをご試飲頂けるそうですよ。
皆様のご応募をお待ちしていま~す!
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雑誌nid(ニド)に掲載いただきました [お知らせ]

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5/20発売のnid(ニド)Vol.45に我が家を掲載いただきました。
創刊10年の特集となる「10年間で出会ったみんなが支持するニッポンのイイトコどりライフ」その中の「これからの10年の暮らし方ともの選び」に加えていただきました。
切り絵作家の夫YUYAと共に愛用品やお料理、これからのアトリエ計画などもご紹介しています。
アンティークの型で作った大きなサブレやレーズン酵母のパンなども載っていますので、ぜひご覧ください!
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スパロウ洋菓子店準備中ーレモンケーキ [お菓子]

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アトリエnew openに向け販売用お菓子の試作をしています。
今回はレモンケーキをご紹介したいと思います。

「レモンケーキ」聞いただけで懐かしくほんわかとするお菓子です。
あまり凝らずにフンワリ&あっさり、飽きのこないお味にしました。
国産レモンの皮と果汁を混ぜて焼き上げた軽めの生地に、レモン果汁入りのアイシングをトロリ〜とかけて自家製レモンピールをトッピングしました。

若い方はレモンケーキを知らない様子でジェネレーションギャップにちょっとビックリしましたが…
懐かしくて新しいお菓子。
ぜひ召し上がっていただきたいです。
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スパロウ洋菓子店準備中ーマドレーヌ [お菓子]

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new openのアトリエでは、パンとお菓子の販売もはじめたいと思っています。
焼き菓子の中でも外せないのはマドレーヌです。
理由は…… 家族の大好物だから。
ふっくら生地を頬張るとバターの香りがフワッとお口に広がって、もうひとつ手をのばす。
地味だけど多くの方を幸せな気分にできるお菓子ではないかなと思います。

小麦粉、バター、砂糖、ハチミツ。シンプルなだけに納得いく素材でていねいに作りました。
ベーキングパウダーは使わずに卵の力で膨らませています。翌日以降もしっとりフンワリ。
黄金色に焼けました。
プレーンに加え、体に良い素材を入れたコーヒー風味なども予定していますのでご期待ください。
ニッコリ召し上がっていただけると嬉しいです。
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YUYAミズタマ舎mini展示とスノーボール・クッキー [お菓子]

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夫で切り絵作家YUYAのmini展示「ちょっきんきりえ展mini 民芸品と暮らす日々」が、大阪のお店「ミズタマ舎」で、4月1日から1ヶ月間限定でが開催されます。
グッズなど購入の方には先着で私スパロウのクッキーをプレゼント!ということで、スノーボール・クッキーをご用意させていただきました。

クッキーのお話を少し。
通常の2倍サイズの食いしん坊仕様で、プレーンと抹茶の2種をセットにしました。
一口ではちょっと大きいかな、というサイズ。カリッと噛んだ時のアーモンドの香りを楽しんでいただければ、と思います。2つでけっこうお腹いっぱいになりますよ。
抹茶はあれこれ試作の末、納得のお味にできたかな、と思います。
本抹茶を贅沢に混ぜ込み、仕上げに香川産の和三盆糖をたっぷりまぶしました。
パッケージはYUYAデザインのラベルで、少しコラボしてみました。

会場ではYUYA切り絵作品に加え、手ぬぐい/原画ラベルマッチ/ポストカードなどのグッズも並んでいます。切り絵とクッキーで、ニッコリしていただけると嬉しいです。

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ちょっきんきりえ展mini 大阪2016
民芸品と暮らす日々

絵と文章:YUYA(切り絵作家・イラストレーター)
2016年4月1日から30日
大阪 ミズタマ舎
11時から18時・月曜休
06-6152-8481
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お菓子教室準備中ータルト・タタン [お菓子]

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食のアトリエnew openに向けて年明けからいろいろと試作しています。その中から少しずつご紹介したいと思います。
お菓子は、粉やバターなど素材の味を感じる焼きっぱなしの素朴なものを主体にご用意したいと思っています。

先ずはタルト・タタンを作ってみました。
なぜなら家族の大好物だから、単純な理由です。
キャラメリゼしたリンゴとザクザクのタルト生地を大きなお口で頬張る、多くの方が好きなお菓子ではないかと思います。家族が喜ぶ顔を見るのは嬉しいものですね。

お教室用のレシピなので、失敗なくできるようにパイの仕上げに工夫してみました。
時間のかかるお菓子も、これならば気軽に作っていただけるかなと思います。
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熊本「ろのわ」小麦のパンと国産小麦のこと [パン]

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熊本県「ろのわ」の小麦粉でリュスティックとエピを焼きました。

「ろのわ」は以前、東京駒沢にアンテナショップを構えておられ、有機農作の野菜やお米・加工品などを販売されていました。そこで小麦粉などを何度か購入していたのですが、閉店してしまい残念に思っていました。

昨年より、「新麦コレクション」の賛助会員となりました。
~「新麦コレクション」とは、その年にとれた小麦をすみやかに製粉し、挽きたてならではのおいしさを味わう。自然の恵みに感謝する「収穫祭」をみんなで作るプロジェクトです。小麦農家、製粉会社、流通業者、パン屋、食べる人…みんな小麦というバトンを受け渡すチーム。黄金色に染まった小麦畑のうつくしさ、自然の恵みを収穫することの感動を通じて、みんなが出会い、語り合う。そのときパンはもっとおいしくなります。~(HPより抜粋)

新麦コレクションでは「ろのわ」も参加されていて、講演会等で代表の東さんを拝見する事ができました。小麦栽培のお話しなどお聞きし、久しぶりにここの小麦粉でパンを焼いてみたい、と思い連絡をした所、直接購入することができました。

「ニシノカオリ」「ミナミノカオリ」「チクゴイズミ」強力・準強力・薄力粉を分けていただきました。
先ずは「ニシノカオリ」でリュスティックとエピを焼いてみました。

リュスティックは青えんどう甘納豆入り。
エピは生ハム&黒コショウ巻きとリンゴジャム&シナモン巻きの2種。
少し茶色い粉は、焼き上がりの香りが抜群でした。
少しのイースト冷蔵長時間発酵で作ったのですが、ほんのりとした甘味と鼻から抜ける小麦の香ばしさ、生き生きとした生地でした。
この小麦との再会に感謝しつつ、いろいろ試してみたいと思います。

元々、国産小麦でパンやお菓子を作ってきましたが、「新麦コレクション」のおかげで生産者さんとの出会いをいただき、国産小麦と言ってもさまざまな作り方や考え方がある事に気づきました。
どの形もそれぞれの良さがあり、何が正しいというものでもないと思います。
私の作るパンに関しては、生産者さんの顔の見える小麦を使っていきたいな、と考えるようになりました。

九州だけでなく、前回ご紹介した滋賀や、鳥取・神奈川・北海道など国内各地に工夫をして麦を育てておられる生産者さんはたくさんおられます。
おいしいなと思えるパンが作れる麦、少しづつ試しながらレパートリーを広げていきたいと思います。
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ディンケル小麦の山食パン [パン]

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新麦コレクションのご縁で繋がった生産者さんの小麦を試作しています。
今回は前田農産の「はるきらり」と大地堂の「ディンケル小麦」を使って山食を焼いてみました。

以前、たまたまカタネベーカリーでディンケル入りの全粒粉パンを買った所、風味の良さにビックリしました。ナッツのような香りとお砂糖とは違う何とも言えない甘味、初めての味でした。
その後、新麦コレクションを通じて大地堂さんやカタネさんとお会いする機会があり、お考えや取り組みをお聞きし、お人柄と技術とが相まっての美味しさなんだな、と納得しました。

ディンケル、自分でも試してみたいと、南青山パン祭りの出店イベントで大地堂さんより直接粉を購入しました。
手間ひまかけた大切な粉、無駄にはできません。
先ずはシンプルに食パンで粉の味を確かめてみる事にしました。
カタネさんにはかないませんが… 「はるきらり」とうまく相まってナッツのような香りがふんわりとして風味良くできました。小ぶりにテーブルロールも作ったところ夕食のお供にピッタリ。家族も喜んで食べてくれました。

ディンケルは、いつもの粉に少し足しても良さそうですし、これだけでお菓子生地にしても良さそう。試作のし甲斐がありあそうです。
あれこれと楽しく想像中です。
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2016年のお知らせ [お知らせ]

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あけましておめでとうございます。
昨年は、いろいろとイベントにチャレンジさせていただきました。
神楽坂プリュスでの一日カフェチーズ講座、klalaでのサンデーマーケット
このような場を与えてくださった方々と、ご参加くださったお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
「おいしかった」とダイレクトに感想をお聞きすることができ、とても励みになりました。

パン作りと食の勉強に目覚めた13年前から今まで、知り合いのケータリングや仲間内のフードイベントでの活動でしたが、今年は一歩踏み出してみたいと思います。
料理を囲んで仲間が集い、過ごす時間は何事にも代えられません。
食は人と人を繋ぐ力があるな、と感じます。
このような幸せを多くの方に感じていただければな、と思います。
少しずつ準備を進めており、追々お知らせさせていただきます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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シュトーレン 今年も作りました [パン]

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今年もレーズン酵母のシュトーレンを作りました。
お世話になった方たちへプレゼントしたいな、と数えて6個作りました。

差し上げたい日から逆算して、ドライフルーツの漬け込みからスタートです。
いつものフルーツに、今回は輪切りのドライ・オレンジ砂糖漬けも加えてみました。
赤ワインをフルーツ全体に馴染ませて2日間置きます。

フルーツと酵母が出来たら、いよいよ生地作り。
発酵バターを何とか入手することができました。
せっかく作るのだからとエイッとふんだんに使いました。
成型時、センターにマジパンの代わりに栗の渋皮煮と丹波のぬれ甘納豆を入れました。
一昨年甘納豆を入れたところ好評だったので、和素材を増やしてみました。

焼いていると発酵バターの良いにおいが家中に漂います。
溶かしバターとお砂糖でしっかり覆って、皆さまの所へ旅立っていきました。
待つ事1週間。我が家でお待ちかねの試食です。
家族はこのシュトーレンが大好き。厚めにスライスして朝ごはんにモリモリ平らげました。
ぬれ甘納豆と栗の上品な甘さがレーズン酵母の生地と良く合います。
オレンジの爽やかな風味が効いていました。

皆さまも気に入ってくれると良いのですが。
あの人・この人、大切な方たちのお顔を思い浮かべて作りました。
年末の慌ただしい中、楽しい時間をいただきました。

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サンデーマーケット終了しました。 ありがとうございました [お知らせ]

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12月6日のサンデーマーケットが終了しました。
今回は切り絵作家の夫YUYAとのコラボ出店でした。
初出店で初コラボということで、どうなることやら… と見当もつきませんでしたが、
楽しく参加させていただきました。

人気菓子店が多数出られる中、米粉のベーグルをマイペースで販売させていただきました。
ベーグル生地やサンド具材の説明など、対面してお話できた事が楽しかったです。
何度も試作を重ねて出来上がったものばかり、ついつい一生懸命語ってしまいました。
「美味しかったからまた来ました」と戻ってきてくださった方が数名おられ、とても嬉しかったです。
ボチボチ順調にお買い上げいただき、3時間ほどで完売となりました。

温かいお客さまと出店関係者の方、それとお天気に恵まれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
冬の日曜昼下がり、屋外でパクッと召し上がっていただけるようにと、今回はベーグルをご用意しましたが、パンやお菓子で温めていることがたくさんあります。
今回の事はとても良い経験となりました。
実現に向けて走り始めます!
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サンデーマーケット ベーグル情報その4 [お知らせ]

12/6(日)サンデーマーケットに出品するベーグル最後のお知らせです。

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かぼちゃ&シナモンレーズン
生地に蒸したかぼちゃを練り込み、シナモンレーズンをMIXしました。
大のかぼちゃ好き。どうしてもかぼちゃ入りのベーグルを出したくて随分試作をしました。
水分調整や発酵時間が他のベークルとは違って調整に苦労しました。
ようやくできました!モッチリしっとりです。
軽くトーストするとモッチリ感とシナモンの香りがアップします。

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サンドは安納芋のスイートポテトにキャラメリゼしたクルミをたっぷり挟みました。
最後にプラムジャムを少しトッピング。プラムの酸味が全体を引き締めてくれます。
スイートポテトはマスカルポーネチーズ入り、ミルキーでコクがあります。
パンと同じぐらい、ドーン!と挟みました。
さつま芋好きにはたまらないサンドで〜す。
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サンデーマーケット ベーグル情報その3 [お知らせ]

12/6(日)サンデーマーケットに出品するベーグルを引き続きお知らせします。

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白ごま&クルミ ベーグル
自家製の白ごまペーストを生地に練り込み、砕いたクルミをMIXしました。
大のごま好き。ペーストは粒のごまをすりつぶして太白ごま油と合わせました。
香りがダンゼン豊かです。
ごま入りの生地は冷めてもしっとりフワフワ。
軽くトーストすると、ふわっとナッツの香りがたちます。

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サンドはマッシュポテト&チェダーチーズ。
黒コショウの効いたポテトにイギリス産のレッドチェダーチーズをタップリ挟みました。
チェダーは本家本元のイギリス産、風味豊かです。
クルミ入りの生地との相性はバッチリ。
ランチにガブリッと召し上がってください。
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サンデーマーケット ベーグル情報その2 [お知らせ]

12/6(日)サンデーマーケットに出品するベーグルを引き続きお知らせします。

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黒ごま ベーグル。
自家製の黒ごまペーストを生地に練り込み、白ごまをたっぷりトッピングしました。
大のごま好き。ペーストは粒のごまをすりつぶして太白ごま油と合わせました。
香りがダンゼン豊かです。
ごま入りの生地は冷めてもしっとりフワフワ。
軽くトーストすると、ふわっとごまの香りがたちます。

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サンドは、自家製粒あん+クリームチーズ あんずをチョコンと挟みました。
父が大のあんこ好き。子どもの頃から母があんこを気軽に自作していたお陰で、自然と作るようになりました。自己流ですが… 豆やお砂糖の種類を変えたり色々と楽しんでいます。
これは間違いナシの組み合わせですネ。
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サンデーマーケット ベーグル情報その1 [お知らせ]

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12/6(日)のサンデーマーケットに出品するベーグル情報をお知らせします。
4種の米粉を使ったベーグルを出品予定です。

ピーナッツバター&クルミ ベーグル
生地にピーナッツバターを練り込み、チョコチップをMIXしました。
甘味好きにはたまらないベーグルです。
軽くトーストすると、ナッツの香りがいっそう豊かになります。

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このベーグルを使ったサンドでは、自家製バナナ&チョコ ジャムを使いました。
クリームチーズ&バナナチョコジャム 最後にラズベリーを少し散らしました。
ベリーの酸味が全体を引きしめてくれます。

デザートサンドの自信作ですよ〜。
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サンデーマーケットに出店します。 [お知らせ]

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12月6日(日)開催のサンデーマーケットに出店することになりました!

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イラスト/デザインを手がける切り絵作家YUYAと、
食のアトリエを主宰するスパロウ圭子。
世界の民芸品に囲まれながら世田谷に暮らす二人が
デザイン雑貨とベーグルを販売します。

日時:12月6日(日)昼12時から
場所:三軒茶屋kalala周辺
klalaウェブサイト
http://www.klala.net/
サンデーマーケットfacebookページ
https://www.facebook.com/3tea.sundaymarket/?ref=hl
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3か月に1回開かれたくさんの人が訪れる人気マルシェです。主催者でもある人気雑貨店klalaさんから今回お誘いいただきました。今回は、私たち夫婦での出店で「切り絵作家YUYA&食のアトリエスパロウ」。YUYAは神戸でも販売した3色の手ぬぐい、クリスマスに向けたnewマッチ箱、一筆箋などの雑貨を販売します。

私、食のアトリエ スパロウは、ベーグルを販売します。
黒ごまなど和洋の食材を練り込んだ米粉のベーグル。
自家製ジャムをはじめオリジナルペーストサンドもご用意します。

米粉と小麦粉をミックスした生地はもっちり&ふっくら。
冷めてもおいしく召し上がっていただけるよう、配合を工夫しました。
以下4つのラインナップです。(予定)
1、黒ごまペースト
ごまから作った自家製黒ごまペースト入り。黒ごまの風味がふわっと香ります。
2、白ごまペースト&クルミ
ごまから作った自家製白ごまペースト入りの生地にクルミを入れました。木の実の香り豊かです。
3、ピーナッツクリーム&チョコチップ
ピーナッツクリーム入りの生地にチョコチップを入れました。バツグンの相性です。
4、カボチャ&シナモンレーズン
蒸したカボチャ入りの生地にシナモンレーズンを入れました。ふんわり優しい味です。

サンドイッチは、自家製ジャムやスプレットがたっぷり。
オヤッ!と美味しい発見のある素材を組み合わせてみました。
以下4つのラインナップです。(予定)
1、黒ごまベーグル×《あんこ&クリームチーズ&アンズ》
北海道大納言小豆の自家製あんこをタップリはさみました。
2、白ごま・クルミベーグル× 《チェダーチーズ&マッシュポテト》
イギリス産チェダーチーズと黒胡椒を効かせた自家製マッシュポテト。
3、ピーナッツクリーム・チョコベーグル× 《バナナチョコジャム&クリームチーズ》
自家製バナナチョコジャムが良い味しています。ラズベリーの酸味を少し足しました。
4、カボチャ・レーズンベーグル× 《メープルクルミ&スイートポテト》
マスカルポーネチーズ入りのスイートポテトにメープルでキャラメリゼしたクルミを混ぜました。

私たちの出店場所はklalaさんのまわりになりそうです。
日曜日のブランチに、おなかを空かせて遊びにきてください。
お会いできるのを楽しみにしています!
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ベーグルな日々 [パン]

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イベントに向けてベーグル試作の日々が続いています。
米粉を使ったレシピで、黒ゴマペーストなどの色々な素材を生地に混ぜて数種試しています。

中でも手ごわいのが、カボチャ。
フレーク状になっている便利なものが出ていますが、やはり生を使いたくて、
蒸してからマッシュにして生地に混ぜる事にしました。
そうすると水加減などの調整が必要で…。

最初は生地がベタベタで扱いきれない状態になってしまいました。
それからが実験の繰り返し。
少しずつ水分量を減らしたり、粉を変えたり、ゆで時間を変えたり…。
使ったカボチャの状態でも変わってくるし、ホトホト困りました。

そして今日、アッと気づき捏ね方を少し変えてみました。
そうすると、何てことなく調整が楽になりました。
これならいけそうです。

お菓子やパンなどを試作していると、“アッ”と気づく瞬間があります。
曇り空がパッと晴れたような感じ。
何とも嬉しい体験です。
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モン・ドールでごはん会 [チーズ]

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モン・ドール。製造期間を8月15日〜3月15日と定められているフランシュ・コンテ地方のチーズです。トロリとした柔らかな生地とミルキーな味わいで、秋から冬にかけての時期にピッタリなチーズです。
中でも箱に可愛らしいリスのイラストをあしらったアルノー社のモン・ドールは味も香りも抜群です。

先日、久し振りに会うお友だちとごはん会をしました。
大事な時間を過ごす時はやっぱりチーズ、とっておきのモン・ドールを用意してお迎えしました。
ライ麦入りのカンパーニュや、栗のようなお味のジャガイモ「インカのめざめ」、さつま芋などにトロ〜ンとのせていただきました。

カンパーニュは広島のブーランジェリー・ドリアンから取り寄せたもの。ルヴァン種の心地よい酸味とオーガニック小麦のうま味、ライ麦のコクがちょうど良く合わさり、かむ程においしいなぁ、と感じるパンです。
カンパーニュのカリカリと香ばしい皮の部分にモン・ドールを乗せると絶品。ウォッシュタイプのチーズ独特の濃厚さと濃い味のパン生地とがとても良く合いました。
もうひとつの発見はさつま芋。
さつま芋とチーズを合わせると、甘い&しょっぱいで、何ともそれぞれのお味が引き立ちました。

最後は、残ったチーズに白ワインとニンニク、パン粉をかけてオーブンで焼いて「フォンドール」。チーズフォンデュのように熱々をすくっていただきました。

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チーズを囲んで、あれやこれよもやま話。
話し尽きず、とても楽しい夜を過ごしました。
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コンテチーズ案内終了しました [チーズ]

「スパロウさんの食の旅2015.Autumn コンテチーズ案内」終了しました。
気持ちの良い秋晴れの日曜日、和やかな会となりました。

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最初にコンテの概要をご説明した後、熟成期間違い3種のチーズをご試食いただきました。
6か月、12か月、14〜18か月。
色や香りや味はどう違うでしょうか?触ったり、においをかいだりして比べてみます。
一般的に若いものは柔らかくて優しいミルクの香りがし、熟成が進むにつれ深い味わいになりアミノ酸のジャリジャリした食感が現れてきます。今回は12か月ものが夏の草を食んだ牛のミルクで造られたようで、黄金色で華やかな香りがして人気でした。3種それぞれコレが好き、という方がおられ、好みに合わせて選べる楽しさがコンテの魅力かな、と思います。

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お勉強の後はお料理タイムです。
チキンのトマトソース煮をデモンストレーションでご紹介しました。
ソースにオレンジ果汁を加えて軽い仕上がりにしました。
最後に大きめにカットしたコンテを入れてザッとひと混ぜ。
トッピングにもみじん切りのコンテをのせます。
オレンジの爽やかな香りとチーズのコクが合うかな、と思います。

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さつま芋とリンゴのサラダ、レンズ豆のケイク・サレ、コンテを使ったお料理をランチ・プレート風に盛り合わせて召し上がっていただきました。
お勉強の後のランチは楽しい様子、コンテの事を知った後なので美味しさ倍増でしょうか。
現地に詳しい方もご参加いただいていて、ジュラ山脈一帯のフランシュ・コンテ地方のお話に華が咲きました。
チーズは生産地の気候・土壌・地質・背景といったテロワールが大きく影響します。その土地を知る事が大切かと思いますので、こういったお話もできて良かったです。

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バナナとピーナッツクリームのケーキにマスカルポーネと自家製のカボチャジャム、イチジクジャムを添えたデザートを召し上がっていただきました。マスカルポーネはティラミスで有名なフレッシュチーズです。このようにデザートのソースなどにも重宝します。

ご参加いただいた皆さまに温かく見守られ楽しい会となりましたこと、感謝いたします。
「おいしい」にちょっぴりの発見が加わると「もっとおいしい」になるかな、と思います。
そんなご案内を続けていければと思います。
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栗仕事いろいろ [ジャム]

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大好きな栗の季節になりました。
出盛りの内にと、せっせと栗仕事に励んでいます。

まずはジャムを作りました。
いつもは蒸すのですが、今年は焼き栗にしてみました。
鬼皮つきのままホイルに包んでオーブンで30分ほど焼きます。
しっかり包まないとはじけてしまうのでご注意を。
「パーン」と勢いある音がしたのでオーブンを開けてみると2〜3個がはじけて、
庫内に栗の細かな実が飛び散ってしまい、掃除に往生しました。
ジャムにした時、焼いた方が栗の風味が濃いような気がします。
苦労した甲斐がありました。
メープルシロップ入りと、アマレット入りの2種類を作りました。
早速、食パン(焼かない)にカスタードクリームを塗って、その上にたっぷり乗せていただきました。
カスタードのミルキーな味と良く合いました。

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ごはん用にと栗をたくさん買い過ぎました。そんな時は栗きんとんです。
蒸した栗の実を裏ごしし、お砂糖を混ぜて軽く加熱し、サラシで包んでキュッと絞ればできあがり。
まるで和菓子屋さんのような仕上がりになりました。
お砂糖は、父からの香川土産の和三糖があったのを使いました。
角がなくて、ほんのりとした良い甘さになりました。
益子の作家さん鈴木稔さんの器に並べていただきました。
栗きんとんも堂々として嬉しそうです。

栗仕事の度に、もうやらないゾ、と思うのですが、八百屋さんで栗を見つけると買わずにはいられません。仕方ないですね。
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ぶどう酵母の丸パン [パン]

静岡に「アトリエぬいや」という、染型製品をはじめ手仕事のかずかずを扱っているお店があります。
店主の山内さんは型染め人間国宝、芹沢銈介に師事された方、民芸の素朴さと抜群のデザインセンスによるモダンさとがうまく合わさり、とても素敵な布製品を作っておられます。また、茶目っ気たっぷりで気さくな人柄もとても魅力的な方です。
8月の夏休みに浜松のアトリエにお邪魔し、型染め体験をさせていただきました。その時に庭で採れたぶどうをたくさんいただきました。山内さん自ら採ってくださったのがとても嬉しくて、パンにして送りたいなと思いました。
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自宅へ戻ると新鮮な内にと、すぐに仕込み開始しました。
良く洗って瓶に詰めます。上から棒で4〜5回押してつぶします。
しっかり蓋をして冷蔵庫に入れて2週間ほど寝かせます。
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日を追うごとに水分が出て実が崩れてきます。
程よい頃合いになったら冷蔵庫から出して4〜5日、好みの香りになるまで寝かせます。
毎日、朝晩に蓋を開けて瓶をゆすって空気を入れます。
甘口のワインのようなフルーティーな香りになってきました。
そろそろかな? 酵母液の完成です。
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普段よく作るレーズン酵母では、液に小麦粉を足して種を作りますが、
今回はぶどうの香りを生かしたいので液のまま使う事にしました。
どんなパンが良いかな???
あれこれ考えましたが、シンプルに丸パンにしました。
のびのびとお庭で育ったぶどうには、気取らないパンが良い気がしたからです。
山内さんの顔を浮かべながら、ひとつひとつ丸めました。
焼き上がったのを並べてみると、ぶどうの房のようです。
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お口に合うかしら……
宅配便でおお送りしました。
翌日、早速お電話をいただきました。
「本当に作ったんだねェ」
「丸い形が何とも良いじゃない!」
さすが作家さん。形に目がいくようです。
相変わらずの溌剌とした声でお話しくださいました。
この夏一番の思い出です。
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フランス コンテ・チーズの旅_5 [チーズ]

2013年フランス・コンテ チーズ研修ツアー情報の最終回は特別編。
個人手配で訪れたスイスの様子をご紹介します。

コンテ地方のすぐ隣はスイス。ここまで来て寄らない手はないと、
ツアー合流に先立ち、1泊2日の強行旅を計画し、グリュイエールを訪れました。

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ハードタイプのチーズ、グリュイエールの生産地です。
穴開きチーズで有名なエメンタールと並ぶスイスで代表的なチーズです。
深みのある味わいが大好き、そして昔話に出てくるような素敵な村だと聞いていました。
スイス高原鉄道に乗りグリュイエール村に到着。

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早速牛さんたちがお出迎えです。
広々とした山肌で気持ち良さそうにお散歩しています。

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石畳の素敵な村に到着。
町の名所、グリュイエール城へ行ってみました。
周囲は木造りで白壁の可愛らしいお土産屋さんやレストランが並んでいます。

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キチキチスケジュールの強行旅行、ゆっくりしたいのはやまやまですが、
お城の見物もそこそこに、メイン目的のチーズ工房へ行きました。
中心地から更にバスで30分。山小屋へ到着です。
ここは、昔ながらの製法でチーズ作りをしている工房。
事前に予約をすれば製造過程を見学できます。
グーグル翻訳を駆使して、日本から予約を入れておきました。

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中は薄暗く、全てが古めかしい様子。
フランス人らしき家族連れの見学者が20人ほどいました。
中央に大きな銅鍋があり、職人さんが薪でミルクを温めながらチーズ作りをしています。
はるばるやって来たのですから、負けじと最前列で見学しました。
ミルクの撹拌から圧搾の最後まで全て手作業です。
昔はこんな風に手間をかけて作っていたのですね、益々チーズへの愛着が湧きました。

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見学の後はお楽しみの試食時間です。
妙齢のご夫人ですが… 可愛らしい衣装でサービスしてくださいました。

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グリュイエールはじめ、エメンタールやアッペンツェールなどのスイスチーズをいただきました。
山の冬の保存食、ハードタイプのチーズはどれもスッと食べやすい味でした。
グリュイエールはコンテの元祖と言われています。
両方を比べるとナルホドと思う所があり、後々のコンテ見学に役立ちました。

この後は大急ぎでバスと電車を乗り継ぎ、無事フランスの集合場所へ到着しました。
スイスの電車やバスはとにかくきれいで快適でした。
出会う人たちも皆さん親切で、またゆっくり訪ねたいと思います。
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フランス コンテ・チーズの旅_4 [チーズ]

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フランス コンテ・チーズ研修旅行では、伝統的なコンテ作りを行うチーズ工房も見学しました。
ここは入場料制のアトラクション工房。
見学者に向けて説明をしながら、職人さんが昔ながらの製法でチーズを作ります。

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中央にドーンと構えるのは大きな銅鍋。熱源は薪です。
熱伝導が良い銅は安定して熱が入り、チーズ造りに最適だそうです。
凝固剤を入れた牛乳を、かき混ぜながら温めていきます。
地元の見学者の方たちも珍しいらしく興味津々の様子でした。

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しばらく温めると、ミルクの脂肪分が固まって、カッテージチーズのようなポロポロの粒ができてきます。更に温めて、良いタイミングになったらサラシのような大きな布でミルク中の固形物をすくい取ります。

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鍋の横にある木枠まで持ち上げて、枠の中に入れてギュッとプレスします。
水分を圧搾したらチーズの元が完成です。

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昔はこうやって作っていたのですね。
前々回にご紹介した近代的な設備の工房とは随分違います。
主な見学者は、地元の家族連れの方たちでした。
皆さん興味津々、近づいて写真を撮っています。
意外にチーズ作りが珍しい様子です。
考えてみえば、私たち日本人も醤油や味噌作りは普段の生活から遠いものだな、と思いました。
こうして伝える、という事も存続には大切な役割りなのだと思います。
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フランス コンテ・チーズの旅_3 [チーズ]

前回のように工房で作られたチーズは3週間保管され、しっかりと固まらせた後、地域内の大きな熟成庫に移され、専門の熟成士によって、じっくりと時間をかけて熟成されます。
今回は、熟成会社Fort des Roussesをご紹介します。

写真左側が代表のムッシュー。お洒落な紳士です。
にこやかに出迎えてくださました。
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入り口のホールには、昔の道具などが展示されています。
温度と湿度を一定に保つ為、庫内はこのような石造りです。
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ホール壁沿いには均等に扉がついています。
中はどうなっているのでしょうか?
ひとつを開けて入ってみました。
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暗くて洞穴のようです。
奥まで進むと見えました!
大きな棚にはチーズがズラリと並んでいます。
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巨大な棚には整然とコンテ・チーズが並んでいます。
工房で作られたチーズはここに運ばれ、最低4か月熟成されます。
熟成の間はモルジュと呼ばれる塩水をすり込み、反転させる作業を繰り返します。
ここではオートメーションの最新設備で、機械が定期的に反転させています。
チーズは1玉約40キロ。昔の手作業ではさぞかし重労働だったことと思います。

ムッシューが中を案内してくださいました。
一玉を引き出し、ハンマーのようなものでトントンとたたいてみました。
何をしているのでしょうか??
これはソンドゥと呼ばれる特別なハンマーで、チーズの熟成度合いを確認するものです。
出荷前に専門家が音で内部の様子を察知し、熟成度合いを確認します。
すごいですね。音で見分ける事ができるなんて。
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このように丹念に手入れされた結果、コンテは独特の色や食感や香りを備えます。

熟成庫の後は、熟成期間違いの3種のコンテを試食させていただきました。
若いものは爽やかな酸味があり、良く熟成されたものは深い味わいとアミノ酸のジャリジャリとした食感があり、それぞれの良さがありました。
まるで同じチーズとは思えないくらいです。
その時々のシーンに合わせて選べるのも、コンテ・チーズの良い所だと思います。
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