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フランス コンテ・チーズの旅_4 [チーズ]

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フランス コンテ・チーズ研修旅行では、伝統的なコンテ作りを行うチーズ工房も見学しました。
ここは入場料制のアトラクション工房。
見学者に向けて説明をしながら、職人さんが昔ながらの製法でチーズを作ります。

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中央にドーンと構えるのは大きな銅鍋。熱源は薪です。
熱伝導が良い銅は安定して熱が入り、チーズ造りに最適だそうです。
凝固剤を入れた牛乳を、かき混ぜながら温めていきます。
地元の見学者の方たちも珍しいらしく興味津々の様子でした。

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しばらく温めると、ミルクの脂肪分が固まって、カッテージチーズのようなポロポロの粒ができてきます。更に温めて、良いタイミングになったらサラシのような大きな布でミルク中の固形物をすくい取ります。

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鍋の横にある木枠まで持ち上げて、枠の中に入れてギュッとプレスします。
水分を圧搾したらチーズの元が完成です。

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昔はこうやって作っていたのですね。
前々回にご紹介した近代的な設備の工房とは随分違います。
主な見学者は、地元の家族連れの方たちでした。
皆さん興味津々、近づいて写真を撮っています。
意外にチーズ作りが珍しい様子です。
考えてみえば、私たち日本人も醤油や味噌作りは普段の生活から遠いものだな、と思いました。
こうして伝える、という事も存続には大切な役割りなのだと思います。
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