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雪印メグミルクチーズ研究所 [チーズ]

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雪印メグミルクチーズ研究所を訪問させていただきました。
1979年、世界中のナチュラルチーズを研究し、日本人の味覚にあった
チーズの開発を行うために設立された研究所です。

雪印メグミルクのHPで発見し、いつか見学してみたいと思っていました。
山梨県の小淵沢にあります。
八ヶ岳に抱かれ、南アルプスを間近に望む豊かな自然に恵まれたこの地は、
気候・風土ともにチーズ作りにふさわしいところです。
また、良いミルクがとれることから、この地に設立されたそうです。

われわれ2人だけのために、研究所の方が親切に案内してくださいました。
まずは、ビデオでチーズの製造工程をお勉強しました。
それからチーズの試食です。
この研究所で作られているナチュラルチーズ7種を出していただきました。

①淡雪(チーズ研究所オリジナルのセミハードタイプ。表面は白カビにおおわれています)
②カマンベール
③ゴーダ
④チェダー
⑤プロボローネ(パスタフィラータタイプ。桜のチップでスモークされています)
⑥グラナ(パルメザンに似たハードチーズ)
⑦ブルー(ロックフォールよりマイルドな青カビ)

日本人の口に合うナチュラルチーズというコンセプトの通り、食べやすい素直な味でした。
小淵沢の爽やかな水や空気が作ったのだろうな、と感じる澄んだ風味でした。
中でも淡雪がおいしかったです。
ミルクのほんのりとした、何とも言えない優しい甘みが口の中に広がりました。
ゴーダもとっても美味しかったです。雪印で最も歴史があるチーズらしいです。
6ヶ月熟成で、コク・うま味が抜群でした。
本格的なチーズが苦手な家の者も、ブルー以外は「オイシい」と平らげたくらいです。

こちらのチーズは研究や技術伝承を目的に製造されている為、一般の市場に出ていません。
現地か、取り寄せで販売可能です。
品質や手間などを考えると、とても良心的な価格。
淡雪、カマンベール、ゴーダ、グラナを喜んで購入させていただきました。
家の者が特に気に入ったラインナップです。

冬期は閉めているというPR館へ、無理をお願いして、入らせていただきました。
ヨーロッパの山小屋風の、木目がすてきなお部屋でした。
ドッシリとした木の机と椅子が並んでいます。
チーズをカットするハープや、水切りのモールドなど、道具類が展示されていました。
歴史がありますが、きれいに手入れされ、明るくて気持ちの良い空間でした。
チーズを愛している人たちが大事に使っている様子が伝わってきました。

ヨーロッパの風味を真似するのではなく、日本人ならではの、小淵沢ならではの、
そんなナチュラルチーズの存在を知る事ができ、とても良い経験になりました。
ご親切に案内くださり、ありがとうございました。
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