すてきな出会い&ティグレ [お菓子]
ティグレ。
「虎」という名前の焼き菓子です。
フィナンシェに似た生地に、刻んだチョコを混ぜて焼きます。
茶色のまだら模様が虎のようなので、このような名前だと言われています。
このお菓子を作るきっかけは、先週のボロ市です。
会場近くのインテリアショップFER TRAVAIL を覗くと、
ボロ市期間はマルシェを開催していて、色々なショップが出店していました。
その中のアンティークショップ 1ROOM で目に入ったのがコレ。
丸いお菓子の焼き型です。
厚みがあり、しっかりとした作りのサバラン型。
ほどよく使い込まれていて、いかにも美味しいお菓子が作れそうです。
ちょうど、こんな型を探しているところでした。
自らフランスから仕入れてきたばかりとの事。
嬉しくて、初対面の店主に、あれやこれやと、この型で焼くお菓子の事を話しました。
店主はとても可愛らしい方で、にこにこと話を聞いてくださり、
それならば、と、破格なお値段で型を譲ってくださいました。
早速、ティグレを作りました。
フランスのどこかで使われていたこと、可愛らしい店主のこと、
など思いながら作ったので、とても幸せな気分でした。
年期が入った型は、なじみが良く、おいしそうな焼き色に仕上がりました。
すぐに自転車でお店に届けました。
こんなすてきな出会い、ちょっと自慢したくなる出来事です。
型の事を考えながらお菓子を作るなんて、初めての経験でした。
出会いに感謝です。
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