卵の研究4 [料理]
卵の研究シリーズ第4回目。
スポンジ生地のことをお知らせします。
スポンジ生地は卵の風味が身上だと思っています。
ぜひ比べてみなければ。
面白い結果になりました。
まずは型に流して焼く前の生地の色ですが、これは生卵の時と同様
①平飼い有精卵タイプは赤みが強く、
②ヨード卵タイプはオレンジ色で、
③佐藤ファームのはレモンイエローです。
焼き上がってみると、少し色が変わりました。
①は赤かったのが、最も白っぽくなりました。これには驚き。
②は黄色みが強く、
③は薄黄色です。
味と食感は
①は特徴がなく、普通においしい
②はカステラのようにしっとりとしていて、家の者が最も好きなタイプでした。
良くふくらみ、きめ細やかでした。
コクと甘みがあり、生地そのものを味わいたい場合に良さそうです。
③はあっさりとしていてクセがない味で、私が最も好きなタイプでした。
生地に弾力と引きがあり、コシがあり強いけれど、きめ細やかでもありました。
ケーキ素材に良さそうです。クリームやフルーツの味を引き立ててくれそうです。
どんなスポンジ生地が作りたいか。
自分のイメージする仕上がりによって、卵を使い分ける。
そんな事もできるのではないかな、と思いました。
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